切に願う
作詞・作曲: 岸本和憲
幸せを叶えてくれよ
不幸になってくれるなよ
悲しみに勝っておくれよ
傷ついても傷つけるなよ
大切な人が今日も幸せでありますように
幸せを叶えてくれよ
不幸になってくれるなよ
変わらずに笑ってくれよ
君だけの色を失くすなよ
大好きな人が今日も心から笑えるように
忘れないでおくれよ
初恋を 好きだったあの子を
忘れないでおくれよ
君をそばで支えた二人を
幸せばっかじゃ気づけない
今日が幸せかどうか(どうか)
ついてない日もあるからこそ
今の自分が幸せと気づける
幸せを叶えてくれよ
不幸になってくれるなよ
わがままであっておくれよ
繋いだ手を離すなよ
幸せを叶えてくれよ
最愛の人がどうかこれからも笑えるように
幸せは歩いてこない
だから歩いていくんだね
御薗橋西詰
作詞:岸本和憲 作曲:岸本和憲
加茂川沿いをのらりくらり
少し暖かい風が包む
溶けて落ちたアイス 遠くで鳴るチャイム
本当は大好きだったあいつ
無くなったままの財布 俺たちだけの合図
お前の家まで走る
誰もいない街で一人 二人の日々をなぞる
並び歩く知らない背中 二人の影を重ねる
帰り道 オレンジに焦がれた空
今すぐにお前に会いたいな
一人きり涙溢れ落ちた
君を待つあの橋の下で
加茂川沿いをのらりくらり
少し暖かい風が包む
歩き慣れてきたこの道を
少し遠回りして帰る
果てしなく続いていそうな
この空の下で君はどうしてる?
帰り道オレンジに焦がれた空
今すぐにお前に会いたいな
一頻り涙溢れました
君を待つあの橋の下で
加茂川沿いをのらりくらり
少し暖かい風が包む
少し懐かしい風が包む
あの日話した大きな夢を
僕はまだ追い続けてる
秋茜惚れたあの娘を
今でもまだ想い続けてる
最近どうだい 無理してないかい
いつでも此処へ帰ってこいよ
鴨川の風に吹かれて
君のことを思い出す
光あれ
作詞:岸本和憲 作曲:岸本和憲
光を当ててくれ僕らに
涙流したあの夜に
何も言わず抱きしめてくれたあなたへ
痛みを分けてくれ僕らに
明日を捨てるその前に
何も出来なかった僕を照らすツキアカリ
悲しみに溺れ堕ちていく
僕らは何か背負っているんだ
誰の言葉も届かない心の底
光を当ててくれ僕らに
全ての夢追い人に
嘆く僕の背中をただ照らすツキアカリ
全ての怒りよ
全ての痛みよ今光になれ
全ての悲しみ
全ての苦しみ今光になれ
光を当ててくれ僕らに
涙を流したあの夜に
何も言わず抱きしめてくれたあなたへ
光を当ててくれ僕らに
全ての夢追い人に
嘆く僕の背中を照らすツキアカリ
照らせツキアカリ
明日を照らす いつかの涙が
明日を照らす いつかの後悔が
明日を照らす いつかの出会いが
明日を照らす 君の光になる
ささやかな
作詞:岸本和憲 作曲:岸本和憲
ドラマチックで華やかな毎日ばかりじゃなくても
ありきたりな僕の今日を彩るあなたがいることが
映画のように特別な奇跡なんか起きなくても
君がそばで笑ってくれる僕にはそれだけで良いさ
ささやかな幸せは
君がいること 君といること
ありふれた幸せを
噛み締めながら抱きしめたまま進むよ
いつかは僕らもいなくなってしまうから
灰になってしまうから
だから今日くらいは
せめて幸せでいたいんだ
ささやかな幸せは
君がいること 君といること
ありふれた幸せを
噛み締めながら抱きしめたまま進むよ
悲しみも寂しさも切なさも胸の痛みも
ありふれた喜びもやりがいも
全てが「幸せ」だ
何者
作詞:岸本和憲 作曲:岸本和憲
何者にもなれない僕たちは今日を嘆くよ
輝く物をくれない神様を今日も恨んでしまうよ
何もかもが中途半端に終わってく
広く浅い自分が嫌いなんだ
馬鹿莫迦ばっかやったて
何も変わりはしないけどもう
仕方ないだろ?
何者にもなれない僕たちは今日を叫ぶよ
生きてるだけで素晴らしいなんて
まだ僕には思えなくてさ
何者にもなれない僕たちは今日を謳うよ
明日になれば何か変わるなんて
願って眠ってしまの?
価値なんて無くたって
個性が分かんなくて
将来性が何だって?
ごちゃごちゃうるせーよ
「ありのまま」を愛した先で
きっと幸せ者になろうよ
世界の中で君だけに
作詞:Brown Basket 作曲:岸本和憲
世界の中で君だけに 声を嗄らしたいのさ
世界の中で君だけに ここで伝えたいのさ
涙拭いたいのは 夢を与えたいのは
全て捧げたいのは 目の前の君なのさ
星になるまで
作詞:岸本和憲 作曲:Brown Basket
Baby Blue
青く澄んだこの空の下で君が泣くなら
俺が大きな声で唄うから
君はただ笑ってくれないか
Rainy Blue
大粒の雨の中で一人君がいるなら
俺がとなりで傘をさすから
君はただそばにいてくれないか
無邪気な笑顔も優しい心も
涙が頬を伝う横顔も
寝ぼけ眼も少しのわがままも
全てが好きさ嘘じゃないぜ
All for you 僕の全ては
Only you ただ君だけに
Baby ほら泣かないで
Lady 笑っておくれよ
All my life 僕の未来を
All your life 君に捧げよう
Every 信じておくれよ
Marry me 君の隣で星になるまで
優しくなれるのは君の笑顔があるから
涙が出るのも君の笑顔があるから
だきしめたいのさどんな夜も朝も
幸せにすると約束するよ
FOREVER 星になるまで
最後の夜
作詞・作曲:岸本和憲
最後の夜は君と二人
最高の空を眺めてたい
最期の時を迎えるその時まで
君の隣で笑っていたい
街を照らす光の中 前を歩く君の背中
夢の中で笑う僕等 僕は一人じゃない
最後の夜は君と二人
最高の空を眺めてたい
最期の時を迎えるその時まで
君の隣で笑っていたい
窓の外で桜が舞う 秋にはまた赤く染まる
腕の中で君は眠る 何も怖くはない
もしもたったただ一つだけ
願いが叶うならば
生まれ変わってもまた
君と会いたいなんてわがままかな
最愛の人へ
「君と会えて本当に良かった」
と伝えたい
こんな僕のこと
愛してくれてありがとう
じゃあねバイバイ
またどこかで
最後の夜は君と二人
最高の空を眺めてたい
最期の時を迎えるその時まで
君の隣で笑っていたい
最後の夜は
夏が終わっても
作詞・作曲:岸本和憲
溶けかけのかき氷 夏と飲み干した
また寂しそうに蝉は鳴くのさ
今年の夏も君と花火は観れなかった
想いだけが馳せるまま
窓開けた部屋 夏の匂い
思い出す君がくれたミサンガ
波寄せる音 海の匂い
走り出す君をただ追いかけていく
今が遠く色褪せてもまた思い出せるように
ひと夏の恋を思い出して君にまた会いたくなる
ひと夏の夢が醒める頃に僕らは明日を迎えるから
いつかは終わるかなあの日君と観た映画のように
一瞬でも輝いていたいあの日君と見た花火のように
ひと夏の恋を思い出して君にまた会いたくなる
ひと夏の夢が覚める頃にいつかまたきっと
ひと夏の恋を思い出して君にまた会いたくなる
ひと夏の夢が覚める頃に僕らは明日を迎えるから
溶けかけのかき氷 飲めずに残した
夏の終わり 君の隣
星屑に別れ
作詞:岸本和憲 作曲:Brown Basket
嘘など無いと思っていた
あなたが待つ家まで帰ろう
こんなに寂しい夜には2人で星空を眺めていよう
悲しい顔をしたってどうせ最後はあなたから離れていくんでしょ
嘘だと言ってはくれないか
あなたがいない家へ帰る
僕はあなたを愛していたんだと分かった
悲しい顔をしたってどうせ最後はあなたから離れていくんでしょ
悲しい過去を知ったってどうせ最後はあなたから離れていくんでしょ
悲しい顔をしたって
いずれ消える星に想いを馳せてあなたへ歌うよ 僕の今を
でもどうせいつかあなたはいないと気づいてしまうだろう
それでも愛していたの
君の声を
作詞・作曲:岸本和憲
君の声を 君の声めがけ走った
今でも君のことも昨日のことも
思い出せないなら今更報われないよな
あなた無しの暮らし 空虚な日々に
負けそうになってしまった
喧騒の中で あなたの声が
聞こえた気がしたんだ
会いたいって思って 家を飛び出した
思い切り走って行くから待っていて
今だけはどうか どうか 終わらせないで
この夜を駆け抜けてく
今はただ 君の声を 君の声めがけ走った
今でも 君のことも 昨日のことも 思い出せないなら
今更報われないよな
君の声を 君の声を 君の声めがけ走った
今でも君のことも昨日のことも
思い出せないまま
今もまだ 君の声を 君の声めがけ走った
今でも 君のことも 昨日のことも 思い出せないなら
君のことも 昨日のことも
思い出せないなら 今更報われないよな
sayonara
作詞・作曲:岸本和憲
駆け抜けたあの軌跡と
走り抜けた真夏の校庭と
蒼き日々を忘れないさ
思い出は色褪せていくんだ
さよなら愛しき人たちよ
さよなら愛しき日々たちよ
最後くらい笑っていたいのに
何で涙は溢れ出すのだろう
「さよなら」と君に言えるまで
「ありがとう」を伝えられるまで
今はただ憧れた君に
「大好き」と伝えきれず見つめていた
追いかけた君との恋路が
崩れかけた気持ちを燃やす
酔って泣いた最低な日と
奪って抱いた曖昧な意味はまだ
「さよなら」と君に言えるまで
「ありがとう」を伝えられるまで
今はただ過ぎていく日々を
どうしようも無く君を抱きしめていた
ただ愛してる
酔って泣いた最低な人
不安定で最高な日々を今もまだ
生きて 生きて 生きていくから
君とあの夏を思い出せるまで
「さよなら」と君に言えるまで
「ありがとう」を伝えられるまで
今はただ手を振るあなたに
「行かないで」なんて言えるはずも無いな
泣かないで 愛してる
大丈夫 きっと きっと また会える
春は彼方
作詞・作曲:岸本和憲
君と過ごした春が来る度
胸が痛むんだ さよなら
きっと明日も会えるはずなのに
胸が苦しいんだ
ずっとそばに居たいだけなのに
夢は醒めないな
離れた手 風を切る
僕の手は君を待つ
君のことだけ
また月が照らした先で
君と会えるのなら
どうか今はそばに居て欲しい
僕の傍に
夜が明ければ陽は昇るさ
あの日咲いてた花も枯れていく
月が昇ればまた君の横顔思い出した
月が照らした先で
君と会えるのなら
二度と来ないあの日々と離れ離れ
君と僕が二人過ごしてた春は光の中へ
思い出は遥か彼方
宣戦布告
作詞・作曲:岸本和憲
いつだって僕らは本当の想いを
言葉には出来ずツイートボタンを押した
ただただ過ぎていく時間に怯えて
優しささえも聞こえないふりを続けていた
決戦前夜
もがいてあがいて途方にくれる日常
揺らいだ明日へ手を伸ばした
くだらない大人に宣戦布告しに来た
今掻き鳴らせよその想いを
誰のものでも無く僕のもの
掻き消されたその言葉が
繋いだ未来が目の前にあるから
いつからか変わった街の残骸が
僕の想いを飲み込んでいくようでした
明日ごと消え去った笑いあった日を
取り戻せずに失い続けていく
今掻き鳴らせよ君の今を
いつからか僕らも腐りゆく
その前に消えてしまう前に
強く想いを掻き鳴らす
深く黒く染まる
僕たちの色は消えていく
暗闇の中では誰が誰なのか分からない
渦巻いていく怠惰な現状
消化していく怠惰な日常
音に変えていた衝動
この日々の中出来る事なら
あなたのそばに居たいんだ
掻き鳴らせよその想いを
いつの日にかまた会えるまで
忘れないさ君の今を強く
強く心に焼き付ける
サナギ
作詞・作曲:岸本和憲
「きっと大丈夫」なんて思いが
僕らを盲目へと変えていくんだろう
親からの愛と期待は時に僕を苦しめるのです
聞き飽きた「安定」も
見飽きた「現実」も
可もなく不可も無い日々たちも
変えていくんだ
サナギのまま死ぬその前に夢だけ残して
全部 消して 消し去ってくれ
いつか 死んで 消えて 無くなる日まで
全部 消して 消し去ってくれ
いつか僕が僕を愛せる日まで
眠れない夜一人抱く不安も
未だ漠然とした未来も
君となら意味を越え生きていける
きっとまた二人笑いあえる日まで
くだらない見栄と意味の無いプライド
救いようの無い大人たちを越えていくんだ
蕾のまま枯れていく前に心を残して
全部 消して 消して 消し去ってくれ
いつか 死んで 消えて 無くなる日まで
全部 消して 消して 消し去ってくれ
いつか 僕が 僕を 愛せる日まで
透明な日々がモノクロに変わる
空はまだ青く在り続ける
今はただ雨を待ち続けている
名も無き蕾が花咲かせる日まで
Antithese
作詞・作曲:岸本和憲
1人君を想うよ「夢の中で逢えたら」
2人日々を過ごしたあの日に戻れたら
あの場所戻るよ そこに君は居なくとも
あの空見上げれば 君はいるの?
ただ愛しくて 哀しくて
会いたくて 手を伸ばす
きっとあなたの笑顔も
涙も忘れずに
また1人君を想うよ
どこにも居ないけど
1人君を探すよ
君はもう居ないけど
あなたが唱えたアンチテーゼのように
自分を変えるよ 君を真似て
愛しくて 哀しくて
会いたくて 手を伸ばす
きっとあなたの笑顔も
涙も忘れずに
また1人君を想うよ
どこにも居ないけど
1人君を探すよ
君はもう居ないけど
ハッピーエンド
作詞:藤原勇弥 作曲:岸本和憲
流れてく街に飲まれて
立ち止まることも出来ず
夕焼けに息を漏らして
退屈な日々数えた
誰かの真似をして飾ったふりして自分偽って
土砂降りの世界で汚れた靴のまま夜を見上げ泣け
ゼロに戻して1から始めて
白に戻して朝を染めていって
ゼロに戻して終わりを探して
白に戻して黒く染まらぬように
校庭の汗の匂いも
悪友と立てた算段も
錆び付いた記憶の檻じゃ
枯れ果てて散った青春さ
何かを犠牲にして作った場所で大人のふりして
常夜灯に照らされた涙の足跡
ゼロに戻して1から始めて
白に戻して朝を染めていって
ゼロに戻して終わりを探して
白に戻して黒く染まらぬように
ゼロに戻して明日を数えて
白に戻して夜を染めていって
ゼロに戻して最後に笑えりゃ
白に戻してハッピーエンドだろ
傘と晴天
作詞・作曲:岸本和憲
夏が去った後の空は赤く染まるよ
君が去った後も僕は座ったままで
残された秋の赤く染まった風を
唄うと分かるのあなたを愛していたと
ハズレた天気予報とやけに晴れている空
閉じた傘を握って2人で聴くあの曲と
当たり前のような気持ちがずっと続けば良いのにと
叶わない夢を抱いていた
儚き日の小さな思い出も激しく揺らいだ時代に呑まれ
離したその手はもう二度と繋ぐことさえ出来ないな
あなたを置いたままで前には進めなかった
消えかかっていた線が無数の点に変わって
酷く哀しいこの日が終わらなければどうなるの
変わらない今を嘆いていた
儚き日の小さな思い出も激しく揺らいだ時代に呑まれ
離したその手をもう一度掴むことさえ出来たら
「あなたを今でも愛していました」と
言ったとこで今さら何も変わりはしないから
冷えてしまった僕の心に火をつけて
もう一度あの夏へと